『DARK13 踊るゾンビ学校』とは?
物語の舞台は、現世とあの世のはざまにある、まるで学校の教室のような閉鎖空間。
いわば、“あの世”へと行く前に人間が罪を償う機会を与えられた“学校”のような場所だ。
そこには、なんらかのトラブルを起こし自己本位に言い争う人間たちが送り込まれてくる。そんな人間たちを取り囲むのは、罪を裁くゾンビたちだった…。
個性も能力も十人(?)十色なゾンビたちは、民主主義のルールを守りながら、時には人情味あふれる叱咤激励で、時には人間に寄り添いながらトラブルを解決に導いていく。
人は誰しも、心の中になんらかの“罪”を秘めている。たとえ自身が罪だと感じていなくてもーー。
上司・部下、仲間同士、夫婦間…トラブルをこじらせ口汚く罵り合っていた人間たちは、“ゾンビ学校”で何を感じていくのか。そしてゾンビたちがくだす裁きとは…?
©Yusuke Uchida(Ucci)
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映画監督・演出家。
1955年生まれ、愛知県出身。
「金田一少年の事件簿」(95~97)
「TRICK」シリーズ(00~14)
「20世紀少年 三部作」(08~09)
「SPEC」シリーズ(10~13)
など数多くの話題作を手がけるレジェンド。
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堤幸彦
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私が監督を務める『DARK13 踊るゾンビ学校』は、なんらかの罪を抱えた人間たちが、ある日突然、教室のような密室空間に集められ、最終的にゾンビからジャッジを受けるという物語です。
罪を自覚している人も無自覚な人もいて、これは観ているあなた自身の“心の罪”にも繋がるテーマでもあります。
ですが、決して重い作品ではなく、あくまで明るく楽しい作品に仕上げました。
本作のゾンビは、皆さんが持つであろう洋風のイメージを覆し、あえて「和装」にこだわりました。
彼らは人間界から冥界へと向かう途上の存在であり、名前を失った人間の“記号”として十二支の動物をモチーフにしています。
その独特なビジュアルや、彼らが持つ記号性にもぜひ注目してください。
この奇妙な世界観の中、ドラマ初出演のTJBBは、持ち前のダンスパフォーマンスは勿論、「とんでもない演技集団だ」と思うほどの素晴らしい芝居を見せてくれました。
奇抜でメチャクチャな設定ですが、まずは「わっはっは!」と笑っていただき、人間の物悲しさも感じられる、
この観たこともないドラマを心から楽しんでいただけたらと思います。 -
映画監督・演出家。
1955年生まれ、愛知県出身。
「金田一少年の事件簿」(95~97)
「TRICK」シリーズ(00~14)
「20世紀少年 三部作」(08〜09)
「SPEC」シリーズ(10~13)
など数多くの話題作を手がけるレジェンド。
DARK13 踊るゾンビ学校
ABCテレビ2026年1月放送スタート